俳優／プロデューサー／ボディーインストラクター

藤原　琳子　（Fujiwara Rinko）

大阪芸術大学　舞台芸術学科　卒業

大学卒業後、新生松竹新喜劇に入団する。7年の在籍中、年間180日以上の舞台をこなし「おひねり繁盛記」「じゅんさいはん」「夫婦善哉」などの演技で高い評価を得る。女優業の傍ら、ＭＣなど幅広い活動を行う。

2000年からは、東京に活動の場所を移し「清酒 大関 清らかな人編」「みずほフィナンシャル証券」などのTVCMにメインキャラクターとして出演。「グッドコンビネーション」などのTVドラマにも進出した。

2002年、世界的な組織IDA（International Documentary Association/国際ドキュメンタリー協会）の協会賞にノミネートされたドキュメンタリードラマ「Japan :Memoirs of a Secret Empire/もののふたちの記憶」で主演女優、アソシエイトプロデューサーを務め、世界的な評価を獲得する。本作品は、娯楽作品としてのみならず、その質の高さ、時代考証の正確さ、当時の風俗を忠実に再現したことから、海外の日本文化を研究する学術研究機関、教育機関の資料映像として収蔵される。

2007年、NHK＆PLUG-IN2国際共同制作でJホラーの世界的な人気の秘密を探るドキュメンタリードラマ「The Skeletons in the Closet/異界百物語」（NHKハイビジョンで4月24日にON AIR）では、プロデューサー、女優、衣装プロデューサーとして参加し高い評価を得る。

2008年、演出家、プロデューサーの斉藤敏弘とMenlo Park Studioを設立。オリジナル舞台作品の制作、人材育成に乗り出す。2008年10月〜11月、大阪 松竹座、名古屋 御園座で上演された「女ひとり ミヤコ蝶々物語」（沢口靖子、風間トオル主演）では、南都雄二（ミヤコ蝶々の前夫）の妻役で60ステージに出演。別れた後も仕事を続けるミヤコ蝶々と南都雄二の関係に嫉妬し、南都雄二の浮気に悩む妻という難しい役を好演した。

2008年11月、代々木オリンピックセンター主催のコミュニケーションワークショップでは講師を担当。演劇のスキルを使ったコミュニケーションスキルの向上を目指したワークショップ、呼吸法や呼吸をコントロールすることによってより集中力をアップし、コアの筋肉を鍛えるためのレッスンにも力を入れている。